コッコさんとあめふり

コッコさんとあめふり (幼児絵本シリーズ)

コッコさんとあめふり (幼児絵本シリーズ)

片山健の「コッコさん」シリーズの1冊です。
梅雨で毎日雨降りなので、外に出たいコッコさん(4歳ぐらい?)はなんとか雨がやんでほしいものだと思って、テルテル坊主に願いを込めるわけです。
でも、テルテル坊主をつるした翌日も雨は降ってるので、コッコさんはテルテル坊主に手紙を書いて中に入れたり、宝物を入れてあげたりします。日に日に、テルテル坊主はそんな宝物で大きくなっていってしまいます。
でも、それでも雨は止まず・・・というのでコッコさんはテルテル坊主を休養させることにするんですね〜。
布団をしいて寝かせてもらうテルテル坊主の傍らには、腕を包帯で巻いたクマのぬいぐるみがいたりします。
雨で外遊びができないコッコさんは、最近は看護婦さんになっていたのかな?なんてことに気づく瞬間です。
コッコさんシリーズの中では「コッコさんのおみせ」が一番私は好きなんですが、この「あめふり」もしっとりしててほんとに愛らしい絵本で大好きです。