むらいこうじのオルゴール


ピエロのオルゴールです。ねじを巻いて、下にある引き出しを引くと、向かい合ったピエロが回りながら1回転します。このオルゴールは、むらいこうじという、ピエロのイラストや、ピエロのモチーフの、特にオルゴールなどを手がけている作家のものです。このオルゴールの他に、小さな手回しのと、ドームの中でピエロが働いている様子が見えるねじ式のオルゴールを持ってます。ノートや便箋なども売られていた時期がありまして、私も今でも大切にしてますが、とにかく独特の色彩とピエロの表情がとても印象的です。ピエロというと、だぶだぶの服を着て鼻が丸くて赤くて、ぶかぶかの靴を履いて・・・というイメージがありそうなものですが、むらいこうじのピエロはちょっと違ってます。中にはそういういかにも、なのもあるようですが、だいたいはシャープな印象のピエロではないかと・・・。このオルゴールのピエロはタイツ履いてます。しかも、タイツの模様は花柄です。(しかも、の使い方が変ですか? 笑)写真ではわかりにくいんですが・・・。そして、ピエロのメークも、なんかこう・・・地の男前を残したメークっていうんでしょうかね、そんな感じがします。
このオルゴールは、もう20年以上前に買ったものです。雑貨屋さんが閉店する時に、「音が小さいので」と、更に値引きされて売られていたものでした。確かに、なぜか音は少々小さいような気もしますが、でも、そんなことは私にとってはまったく問題にならないことだったので、即効で買いました。実際、なんの文句もありません(笑)今じゃあ、もしもこの先音が出なくなるようなことがあってもそれでもいい、なんの文句もないぞと思います。それほどこのピエロたちの小箱は私にとって魅力的ってことなんでしょうね〜。