読んではいるけども・・・

寺山修司もこの本が大好きで映画も作って原作者とちょっと揉めたとかなんとかで、という豆知識を頭の片隅に置いてあったもんだから、いつかは読むぞと心に定め、そして少しずつ読み進めている「百年の孤独」。しかし・・・、うーむ、1/3ぐらいまで読み進めてきてるんだけど、なーんか物語に没入できないっていうのかな。なんでしょうか??これ(笑)。そもそも、一族の代々みんな同じ名前って・・・(笑)。読みながら、えーと??誰のこと?と巻頭の家系図を参照するものの、んー??どのアルカディオのこと??、って(笑)。アルカディオがたくさんいるからさ。1/3まで読んできてしまったけど、最初から全ての登場人物の特徴をメモ書きでもしてそれを見ながら読めばいいのかもしれないと思い至っております。
さて、ところで、今でも時々思い出すんですが、高校の英語の授業の時に先生が、「なんといっても私のおすすめは『嵐が丘』だ。最初の20ページまで読んだらあとは一気に読み進められるはずだ」と言いました。物語のはじめの方は正直退屈かもしれない、しかし!という言い方だったので、わかった、最初ちょっと辛抱して読めばあとはすごくおもしろいのね?!と、興味を覚えた私は早速買って読みました。そしたらほんとにその通りで(笑)、今までたしか3回ぐらい読んでいますが、ぐいぐいと読み進めることのできる熱い物語なんですよね。とても好きな本のひとつで、教えてくれた先生に感謝です。という読書体験があるので、ちょっとよくわからない本を読み始めた時はどこかまで読めばぐいぐいくるのでは?!と思いながら読むんですが、たまにどこまでいってもハテナ?という(笑)のがあって。残念なことです。この「百年の孤独」もなのか??と寺山修司ファンの私は残念な気持ちもひとしおですが(笑)、もしかしたらパーっと理解が進んでおもしろく感じるところがこの先あるかもと期待を寄せつつ、くじけずに読み進めていこうと思っております(笑)。