いくらかでもこの暑さを楽しむことはできないものか・・・と考えて、
ボブ・マーリーを聴きました。久しぶりです。最近は車の中ではずっとブラックウフルでしたが、あれは真夏のたそがれによく合うと思うんですが、なにしろぎらぎら暑いので、ここはボブさんに助けてもらおうと(笑)。いや〜、やっぱり音楽の力は偉大ですね。暑さが苦にならない(聴いてる間は)、いやむしろこの暑さがあるからこの曲がより生きる!とまで思えました。ず〜っと前にも
ボブ・マーリーのことは書きましたが、その時にも「is this love」がとても好きと書いたんですが、今もそのまんまです(笑)。全部いいんですが、特に、後半の「I'm willing and table So I throw my cards on your table」ここね!ここがほんとうにかっこいい!!おススメです。さて、このアルバムには「IRON LION ZION」という曲も入っています。ZIONは「
ザイオン」と発音され、安息の地、という意味だそうです。ということは、「鉄 ライオン 安息の地」。韻を踏んでみたということでいいと思いますが、「
ザイオンの強いライオン」、て感じかな?
ザイオンの強いライオンというのは物語とか神話なんかに出てくるなにかの象徴なんでしょうかね??強いもの、勇者、理不尽な圧力に屈しない、というふうに、その国の歴史とかにもかかわりが出てきそうななにかの象徴か??なんて思います。曲そのものは、ホーンセクションがにぎやかなあまりレゲエっぽくない曲調です。「アイアン・ライアン・ザイアン」と韻も耳に心地いいです。
ところで、
ボブ・マーリーの英語は訛りがあるというのは、もうそれはそうだということでいいと思うんですが、いつも連想するのが、民謡ね、あれもその土地の訛りをもっている人が歌うからこそ!と思います。言葉のひとつひとつ、伸ばしてる最中の音にもすべて「味」を感じます。
ボブ・マーリーも訛りがあることで、更に力強くて泥臭く、重たい魅力に溢れた軽快な素敵な音楽になっているにちがいないのです。言い切ってみました(笑)。