白い鶏と茶色の鶏

うちには捨てひよこから大きくなったにわとりの「ひよちゃん」というおんどりがいますが、今から書こうとしてることは生き物としてのとりではなく、料理の方のとりです。にわとりを飼いながら鶏肉を食べるというのは・・・などとは意外と思わないもので(笑)、別物として日々食べてます。鶏肉は胸肉が特売になりやすいので、つい安さにつられて買いすぎますが(笑)、こんなのを作るといいよね、というのがあるので、珍しく料理話しを書こうかな、と思いました。
まずは白い鶏、から。鶏の胸肉を2〜3枚、沸騰させたお湯の中に入れて弱火で5分ほど茹で続けます。このときお湯は肉が完全にかくれるほどの深さになるようにしておきます。けっこういっぱい沸かしておくわけです。で、5分茹でたら蓋をして、そのまま完全に冷めるまで放置です。さて、すっかり冷めたら肉に味をつけます。ビニール袋に塩大匙1、では多いかもよ、やや控えめにしましょう、そしてお酒は大匙2杯ぐらいか?砂糖は小さじ1ぐらいかな〜・・・。あと、すりおろしにんにく、私はチューブのにんにくを使いますが、大匙1ぐらいかな??を全部入れてまぜ、そこに肉を入れて軽くもんで冷蔵庫に入れて2〜3時間したら食べられます。薄く切ってそのままもりもりと食べてもおいしいし、サラダや冷やし中華の付けあわせにもバッチリです。
さて、茶色の鶏は、圧力鍋でいつも作ります。紅茶のティーバッグを2個ぐらい入れた鍋に胸肉を入れて圧力をぶしゅ〜っと。ま、適当に中まで煮えたかなと確認したら(このあたり、大変テキトーです 笑)別の鍋にしょうゆを150CCぐらいに酢を30CCぐらい入れてひと煮立ちさせて、そこに熱いままの肉をボンと入れて時々裏表かえしたりしながら放置。肉を入れてからはもう加熱はなしで。これも2〜3時間後には味がしみておいしくなってます。豚ブロックとかでもおいしいです。これも薄く切って食べます。冷蔵庫で1週間ぐらいはもちます。白い鶏で肉を茹でたときのお湯は、おいしいだしが出てるので、捨てないでうどんでも入れて食べきりましょう。茶色の鶏を浸した酢醤油も、もったいないのでゆで卵を入れて味卵を作って使い切りましょう。
と、まあ、知ってる人にとってはなんら目新しい料理ではないんですが、夏のメニューに重宝なので思い立って書いてみた、と(笑)。分量がテキトーなので、もし試してみようと思われる方は自身の勘を頼りにレッツ・トライ!(笑)