夢のように はかなく

GOOD BYE グッドバイ

GOOD BYE グッドバイ

今朝方ツイッターで、森田童子が4月に亡くなっていたという記事を読みました。だいぶ前に書いたことがありましたが、私は森田童子が好きです。リアルタイムで彼女の活動をすっかり記憶しているわけではないんですが、気がついたらいて、そして急にいなくなっていたような、そんな印象の人です。ドラマの主題歌でリバイバルヒットした時も、本人は積極的にメディアにその姿を現すことはなかったような記憶です。強烈なインパクトを与えながら、実体が謎というか、不思議なミュージシャンだなと思っていました。今も思ってます。前にここで書いたこととダブりますが、ずいぶん前に森田童子がニューアルバムを出すというので、そのプロモーションでラジオに出ていたのを聴きました。どのアルバムかも定かではないですが、おそらくラストになってるあたりの新しいものの時だと思います。消え入りそうなかわいい声で、必要最小限のことのみ語っていたような(笑)覚えがあります。そういえば、人気が出始めの頃の清志郎とチャボが渋谷陽一のラジオに出て、聞かれたことに対して2人で無言で頷くというので(笑)、渋谷さんが、「声を出して返事しろ」と言ってたことあったな。思い出した(笑)。それはともかく、森田童子についてはいろいろと曖昧な記憶ですが、私はこのレコード持ってたのよ、ということで哀悼の気持ちとともに載せてみました。その後、リバイバルヒットの恩恵でCDも買えました。好きな曲いっぱいですが、「男のくせに泣いてくれた」とか、とてもいいです。「夢のように はかなく」と歌い出す彼女こそほんとにそんなイメージの人だったと思います。でも、反面、いや、実生活ではきっとたくましく生活していたんじゃないだろうか、イメージと違ってても、ニコニコ笑って陽気に暮らしていたんじゃないだろうか、そうだったらいいな、なんて思ってます。