ミッフィーちゃん


先日、大槌に行ってきました。親戚のお墓まいりです。震災後、毎年この時期に欠かさず行っています。つくづく思うのは、こうして日にちを工面して出かけることができているなら生きているうちのあの頃にどうして会いに行かなかったかな、ということです。海を見においで、お祭り見においで、と毎年誘ってもらっていたのに、いつでも行けると思ってそのうちそのうちと挨拶していました。ほんとうにダメなものです。行く度にそれを思ってズッシリと悔やむ気持ちを抱えて詫びてきます。
帰りには釜石のミッフィーカフェに寄ってきました。ミッフィーちゃんがいっぱいの夢のようなカフェです。来年にはラグビーのワールドカップの試合が釜石でも開催されるということで、ラグビーボールを抱えたミッフィーちゃんのぬいぐるみがありました。ミニサイズのを買ってきましたが、もう少し大きくてボールもなんていうのかな、あれは公式球とかいうんでしょうか、ちょっと定かではないんですが、2色のカッコいいのを持ったミッフィーちゃんもいましたよ。私は子どもの頃からミッフィーちゃんは好きですので、ええ(笑)。駄々こねをして雪の日のうさこちゃんの柄のがま口を母に買ってもらったことも覚えています。両面の模様も、口金は赤だったこと、値段はたしか480円だったか420円だったことまでちゃんと覚えています(笑)。それまでは赤いビニールのがま口(50円ぐらいの?)を使っていたのでとんでもない飛躍でありました。物持ちの良い私ですが、さすがにそのがま口はもうありません。でも、ミッフィーちゃんがこうしてずーっといてくれるので、私はあのサイフの柄を忘れなくて済んでいます(笑)。