財布のカバーっていうかなんというか


おだやかに戌年がスタートしたと思っていたら、年明けすぐに星野楽天前監督の訃報がありました。いや〜・・・ショックでした。胸が凍りつく、なんていうたとえがあるものですが、なんと言いますかね・・・ハート型の心臓が自分の体の左側にあるイメージとして、それに、冷たい、とろみのあるようないやな水をどんどんかけられるような気持ち、というか。そんな気分です。私の記憶の最初の頃の星野というと(敬称略でいきます)、監督時代からの記憶かもしれません。むきになって審判に抗議する星野の姿から、プロ野球というのは高校野球みたいにどろどろになってまでやらないのかな、アウトになりそうなら全力疾走なんかはしないもんだな、エンターテイメントってことかな、と思って見ていた私でしたが、(マジなんですね??)と思わせられたものです。こんなこと書くとひんしゅくなのは承知ですが・・・。それからしばらくの後、楽天が優勝に向かって泥臭く愚直なまでに突っ走る姿を見て驚いたものですが、そこにもやはり勝負にこだわりぬく熱い星野の闘志が重なりました。「精神的支柱」といろんな人を指してよく語られるものですが、まさに星野は楽天の精神的支柱だったはずで、ほんとうに残念です。献花に行くことはできなかったので、球団がアップしていた献花台の写真に向かって手を合わせました。残念ですが、ご冥福をお祈りしています。
さて、写真ですが、戌年なので犬の写真でもと思い・・・。彼はセントバーナードの、名前は「ヨーゼフ」です。セントバーナードとくればもうそれはヨーゼフ(笑)。ハイジに出てきますが。ヨーゼフがかたつむりをぺろっと口の中に入れたのを見て、食べてしまった!なんてこと!!とハイジは驚いて「ヨーゼフのばかばか」と泣いてポカポカとヨーゼフを叩きますが、舌の上に載せて出して「たべてないよ〜ん」と見せたりするお茶目な賢い犬、それがヨーゼフ!(笑)。それはいんですが、ヨーゼフの前にあるめらめらとしたもの、これはですね、財布のカバーです。私が作りました。昨夜作りました。財布を新調しましたので、保護のためにカバーを作ってみた、と、こういうわけです。財布を毎年新調する人もいるようですが、私はそういう習慣はないので(笑)、数年は使います。いくらでも傷がつかないように、バッグの中に入れるときにこのカバーに入れて持ち歩くようにと作ってみました。この毛糸はアクリルたわしでも編もうかな、かわいい毛糸だし、と1玉だけ買ってあったものです。1玉使いきり、ちょっと深さが足りなかったので赤いアクリル毛糸を少し足してできあがりとしました。なかなかかわいくできて気に入りましたが、かといってこのカバーごとバッグから取り出す、とかそういうことはしないつもりなので(笑)、このかわいいカバーは日の目をみないのねと思ったらちょっと残念な気持ちがしたので写真に撮ってみたというわけでした。この中にはジャストフィットででかい財布が入っております(笑)。