蚤の市で


先月、家の近くのお店の中で蚤の市を開催するという情報を得ましたので、張り切って出かけました。古いものや懐かしいものいろいろありました。貝のボタン、とかね、国産ビーズとか、そういうものもありました。貝のボタン・・・ずいぶん懐かしいなと思いました。昔はちょっとでこぼことした貝のボタンは、小さかった私にとっては、なんとなく垢抜けないもののような気がしていたものです。おじいさんの肌着とかについていたような・・・。ヘンリーネック、っていうの?(笑)ラクダ色のシャツとかそういうの。記憶ちがいかな・・・。でも、なんだかそういうイメージです。そして、垢抜けない、と言いつつ、ところどころが螺鈿の輝きを放ってもいるもんだから、きれいなんだけど無骨なようでもあり、なんだかな〜・・・と子供心に思っていたような気もします。蚤の市で見かけた貝のボタンは昔のイメージのまま、でこぼこしながらぎらりと光るところもあり、でしたが、なるほど、こんな繊細で品のいい純なたたずまいのものであったんですね・・・と、しげしげと眺めてきました。
それから、どのくらいの方がご存知なんだろう・・・と思いながら書くわけですが、子供の頃にこけしのついた鉛筆をお持ちではありませんでしたか??(笑)。私は持っていました。数本あったはずです。今でももしかしたら実家にあるかも(笑)。私はあれらの鉛筆は温泉みやげかなにかだろうと思っていました。さて、蚤の市にもありました、こけし鉛筆が!7〜8本あったのかな。ひとつひとつを入念にチェックした結果、意外なことに温泉ではなく(そこにあったものは、ですが)銀行とか企業とかそういうところで配ったもの?だったようです。鉛筆にそうプリントされてありました。温泉だとばかり・・・(まだ言ってる 笑)。よっぽど買おうかと思いましたが、残念ながら私の琴線に触れてくるこけしはいませんでしたし(笑)、実家にあるだろうな・・・というのもあって、買うには至りませんでした。実家といえば、今年もお盆が近づいてきまして明日からちょっと実家に泊り込みです。こけし鉛筆探してみるか?!ですかね(笑)。それで、結局、買ってきたのが写真のにわとりちゃんとお花畑、です。花畑の裏に安全ピンつけてブローチにしようかな、と考え中です。