野球選手の底力

日本シリーズが終わりましたね。私は、楽天がリーグ優勝した時の特別番組を見て、楽天というチームのファンになってまして、日本シリーズも毎試合、固唾を呑んで見守っていました。
以前は、以前といってもそうとう古い話ですが、私はジャイアンツファンでした。篠塚がいて、中畑がいてクロマティがいて・・・ってあたりの。(古いでしょ?笑)その後も、駒田が在籍してた頃まではけっこう熱心に応援していました。ドームにも行きました。毎週、月曜日が移動日で野球のないのが残念でぼーっとしていたものです(笑)。でもその後、プロ野球観戦からは遠のいて、高校野球に翻弄される春夏(笑)を過ごしてきていたんですが、ここにきてプロ野球の魅力再発見!つう感じですかね。
近年の高校野球は、技術も体格も向上して、超高校球児っていう選手もいっぱい出てくるし、守備にしても攻撃にしても、プロか?!と思うようなことをどんどんやってきますよね。互いに情報を集め、分析し、その上で作戦を練り上げて、高い機動力と技術力を駆使して、更に「高校生らしい」愚直なまでのひたむきなプレーがあいまってくるもんだから素晴らしい試合にならないはずがなく、そこにやっぱり心打たれて熱心に観戦してしまうんだと思うんですよね・・・。で、私は楽天の試合というものに、この高校野球にとても近いものを感じました。この場面でここまで全力で走るか?というのを何度も見ましたが・・・プロ野球でこんなに走るもんだっけ?と。そして、前日、完投した投手が翌日も投げる??それはまさに高校野球の世界までの無茶なのでは・・・?と。でも、プロ、と呼ばれる人たちが、その高い技術をもって、更にここまでひたむきに取り組めばそれはもう大変な力になって現れるんだよね・・・とつくづく感じました。
野球中継の間、何度も解説者は「王者・巨人」という表現を使っていました。ジャビット君のぬいぐるみを今も大切にしている私は(笑)、ジャイアンツのこともやっぱり気にかかりますが・・・。伝統ある球団で、負けられない立場に常にある、というのは辛いだろうな、と思います。対する楽天は、負けられない、というよりも、勝たなくてはならない、という思いだったかな、とも思ったりしてます。でも、いずれにしても、日本シリーズの7戦は全て死闘ともいえるようなすさまじいもので、嶋選手が語った「野球選手の底力」を見ましたね〜・・・。