加山雄三の画集

愛はいつまでも―加山雄三画集〈4〉 (加山雄三画集 (6))

愛はいつまでも―加山雄三画集〈4〉 (加山雄三画集 (6))

図書館で見つけて借りてきました。加山雄三というと、若大将ってことで、エレキを弾いたり歌を作ったり歌ったり、俳優だしヨットにも乗る、と私が知ってる加山雄三とはそういう人なんですが、絵も描く人だったんですね?!なんと多才な・・・。氏が愛する海、ということでいいと思うんですが、その海の絵はどれもほんとに美しいです。画集の中ほどに「俺のアトリエ」という絵画制作風景の写真コーナーがあります。「僕は何事にも好奇心を持って挑戦しています。絵は59歳から始めました」そうです。すごいですね。で、「みなさんも絵を始めてみてはいかがですか。」と気さくに呼びかけてます(笑)。
猫や犬、旅先の風景、どういういきさつからか・・・と不思議に思ったアルフィーの高見沢さんの肖像画などなど、描かれている対象は実に多彩です。夜景でも、もやのかかった田舎の風景でも、なんだかどれもが晴れやかな印象です。それって描いた加山雄三のあの印象があるからなのかな・・・。
この頃風邪を引いててなかなか治らないんですが、それでも用事があれば出かける、それが図書館の近くであればせっかくなので、とふらふら立ち寄る、そして今日は加山雄三の新たな魅力発見!ということになってますが(笑)、以前借りた小林秀雄をまた借りてきました。日々のあれこれに追いまくられて、なかなか本をゆっくり読む時間もないようなものですが、前回も貸し出し期限がきたのであまり読めないままに返してしまったんですが、それでもエッセイなので開いたところを気軽に読める、ってことで。またあちこちぱらぱら読んで返すことになりそうですが・・・。ところで、私が借りてきてるその全集の、著者近影の写真がかっこいいんだ!(笑)。それもあって(笑)借りてきてます。