「Jブンガク」

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NHKの教育テレビで放送されているという、「Jブンガク」っていう番組の昨年版のテキストですね、これは。このテキストの今年版のを最近友だちからいただきました。今年のもネコヤナギの写真が美しい表紙のテキストです。私はこの番組を全然知らなかったんですが、知る人はちゃんと知ってる素敵な番組のようです。友だちの説明にもありましたが、何度も放送を繰り返しているようです。でも、私はそんなわけで今までの放送を見逃しておりますが、これから見ようと思ってるところなのです・・・。
番組ではロバート・キャンベルさんが、日本の名作を解説してくれるようです。テキストには英訳も掲載されてあって、英文で読んでみるとまた違う趣きがあるってことで。正岡子規の「病床六尺」の掲載されてるテキストも友だちは私にくれたんですが、なんか、英文で書いてあるとどこかカラっとしてるように感じられます(笑)。原文(日本語)で読むと、ふとんのじっとりした感じとか、なんともいえない空気の重そうな雰囲気が漂ってるような気がするんですが、英文になるととりあえず空気は乾燥してる、みたいな(笑)なんかそういう印象を受けます。英文になることで、ごく普通に無意識のうちにも身についてる日本人の感覚(なんていうと変ですが・・・)を、いったん遮断しておいて読むからでしょうかね?そんなことないかな・・。英語が堪能だと、どちらの言語で読んでも、同じようにじっとりとした空気の重みを感じることができるのかな〜・・・。そこは謎ですな・・・。
さて、この番組、放送を繰り返してるようです、と書きましたが、現在も放送されてあります。なんと昨日も放送があったんですが、インフルエンザと車の騒ぎでわたくし、すっかり忘れていました。昨日も、というか、昨日までの数日間、連続して放送があったのです・・・。泉鏡花の「高野聖」の朗読と、その作品についての「トーク」とがあったんですね。ああ、見逃してしまった・・。でも、13日に「高野聖」についてのトークの再放送、樋口一葉の「にごりえ」の朗読が数日にわたってスタートです。石川啄木芥川龍之介も控えてるよ。芥川龍之介、好きです。顔も好き(笑)。5分間の番組なので、録画しておいて今度こそ見る!(笑)。