笹くん


ずいぶん前からじりじりと取り組んでいた木目込み人形の「竹」ができあがりました。そうです、「竹」って名前です。「祝賀人形 竹」だって。箱に書いてました。笹持ってるから「笹くん」と勝手に名前をつけてましたが、笹じゃなくて竹を持ってたのね・・・。そうかそうか。ま、いいでしょう、笹くんで(笑)。笹くん、久々に大きい人形を作ってみた、って感じです。ずっと前に「鈴童(すずわらわ)」ってのも作ってここでも写真を載せましたが、あれも大きいんですがこのお人形も大きくてなんだか大変でした。ま、小さいなら楽かっていうとそんなこともないんですけどね・・・。
このお人形の狩衣(かりぎぬ)っていう、上に着てるやつ、これの生地がたいそう厚くて、金糸がはらはらと取れてくるし難儀なことでした。もう力任せにがんがんと木目込んだところも数多く、よくまあ木目込みべらも曲がったりしないで丈夫なもんだ・・・などと思いつつ(笑)。とにかくできあがってよかった〜。木目込み人形も他の人形と同様、女の子人形が多いと思うんですが、男の子のもかわいいです。と言いつつ、今度は真多呂の源氏の「空蝉」を作ろうかと。ちょっと昔のキットで、碁盤のセットがなんだかすごく重厚感があって立派です。・・・これを私が作っていいのか(笑)ですが、ゆるゆる頑張ってみようと思います。でも、この空蝉は、やったことない「重ね」という技能を使うんですね〜。自己流でここまでやってきてますが、さて、重ねも自己流でイケるか?!な??(笑)。