名前を「つけてやる」だもんね

名前をつけてやる

名前をつけてやる

昨日はカラスのジャケット写真でしたが、今日は猫で(笑)。スピッツのこともとても好きなんですが、このアルバムが特に好きです。かわいらしいのに、どろんどろんとした(笑)スピッツの魅力が余すところなく充満しているすばらしい作品だと思います。もう一曲目から軽く神経が麻痺してくるような(笑)感覚を覚えてしまうんですが、大変魅力的な世界です。で、アルバムタイトルにもなっている「名前をつけてやる」という曲、これは設定が更によくわからないんですが(笑)大好きな曲のひとつです。
マンモス広場で8時に待ち合わせるんだね?なんてことはわかるんですが、名前を「つけてやる」っていうその最初から上目線というか優位に立ってるっぽい謎のスタンス、強気そうにしてるけどよくよく観察するに意外に気弱そうでもある、という、いばった子供(笑)、みたいな様子が見え隠れしてます。そのいばった子供が仕切るよくわからない不思議な世界なんですが、それは妙に魅力的で、私はこの曲が大好きなんですよね。昨日のエレカシの「シグナル」同様、曲そのものに恋する感覚、っていうのを自覚する曲のひとつです。
ところで、昨日の「町を見下ろす丘」のカラスですが、あの裏の写真はカラスが鳴いてる顔で、口をパカッと開けててほんとにかわいいです。表の写真は眼光も鋭くてきりっとしてるんだけどね。「かわい〜い」と思ってもらう狙いの写真ではないのかもしれないけど、あの裏のカラスの表情であのアルバムが更に更に奥行きが出てるってことは間違いないような気がしなくもない??・・・(後半弱々しい・・・笑)