「動物のお医者さん」の二階堂

動物のお医者さん (2) (花とゆめCOMICS)

動物のお医者さん (2) (花とゆめCOMICS)

佐々木倫子の漫画です。主人公の飼ってる犬のシベリアンハスキーも、当時だいぶブームになって、散歩している姿をよく見かけたものです。淡々としてクールな、でもどこかが抜けてる主人公が、身勝手でめちゃくちゃな、でもどうにも憎めない脇役に振り回される、という佐々木倫子漫画の王道パターンの傑作だと思います。
さて、主人公の「ハムテル」の友人、「二階堂」(実写のドラマでは要潤が好演)はネズミが苦手です。獣医を目指す漫画なので、ネズミはなにかと避けて通れないわけですが、しゃれにならないほどに苦手、と。その苦手っぷりが私には大変身につまされる、ということなんです(昨日の後半部分につながっております)それがどれほどか、というと、たとえば「本に書いてある文字(この場合「ネズミ」)を見るのも触るのもいや、写真のページはうっかり開かないようにページ同士をテープで貼り付けておく」などなど。私も子供時代には実際にセロハンテープで理科の教科書を貼り付けておいたものです。やれやれ。
昨日は、やんわりと「昆虫が苦手」と告白しましたが、カブトムシやトンボなんかは実はOKです。正確には「昆虫の赤ちゃん」ですね。は〜・・・、ちょうちょや蛾もグッピーみたいに最初から大人と同じ形で生まれてきてくれればいいのにね〜・・・。
ある時、「苦手なもの」の話になって「4文字で、一番上の文字は「い」一番下の文字が「し」のアレが苦手」と、単語をズバリ口に出すのもいやなほど恐怖の対象なので、敢えて伏字で語っていたら、「あ、それって、『いのしし』?」と言われて爆笑してしまったことがありました。いのししね〜・・。イノシシは大丈夫!好きかも!と答えておきました(笑)