まりーちゃんとひつじ

まりーちゃんとひつじ (岩波の子どもの本 (14))

まりーちゃんとひつじ (岩波の子どもの本 (14))

この泣いてる女の子がまりーちゃんなんですが、どうして泣いてるかというと、自分の飼ってるアヒルのまでろんがいなくなったから、なんです。アヒル?ひつじじゃなくて??という感じなんですが、小さめのかわいい絵本に「まりーちゃんとひつじ」と「まりーちゃんのはる」という2つのお話しが収められています。で、表紙の絵は、「まりーちゃんのはる」のお話しの中の、「アヒルがいなくなってとうとう泣き出したまりーちゃん」の挿絵なんですね。でも、本のタイトルは「まりーちゃんとひつじ」。ちょっと変わってておもしろいなと思いますが。
さて、泣いちゃってますが表紙の色合いはとてもすてきで、中の挿絵もほんとにかわいくて身の回りにこういう絵がいつもあればいいな〜と思います。
お話しは、「これでもか」というほど反復が多く、子供はそういう繰り返しが好きだというのはわかりますが、なかなかくどいです(笑)特に「まりーちゃんとひつじ」の方は数え歌っぽい進み方で、ひつじの子7匹までいくので。
「まりーちゃんのくりすます」というこれまたかわいい絵本も持ってますが、サンタさんの服装が独特で、フランスの昔のサンタさんてこういうスタイル?と、そこがすごく印象的でした。