猫飼好五十三疋


「みょうかいこう五十三びき」と読むそうですが、歌川国芳の猫の小風呂敷を見つけて買いました。タイトルは「東海道五十三次」のパロディで、その宿場町の名前と猫が描かれてありますが、なんというか、だじゃれというか、うっすら韻を踏んでいたり、一部重複してるだけですね?そうですよね?(笑)というものあり、です。スタートは「日本橋」で、国芳は「二本ぶし」として、猫が鰹節2本を食べようとしているところを描いてます。「にほんばし・・・にほんぶし」。ま、そういうことです(笑)。わかりやすいところでは「沼津(ぬまづ)・・・なまづ(鯰)」で、猫とナマズが見つめあってるのとか。逆に、う〜む、そうか・・・しかし、なんでまた(笑)と思ってしまうものも多々見受けられますが、たとえば「濱松(はままつ)・・・はなあつ」で、いろりかなにかにかがんだ猫が鼻を熱がってる?とか(笑)。いくらひらながでも読めないのもいっぱいあったので、わからないものはネットの親切な解説を読みました。いろんな猫がいろんなことしててとてもおもしろいです。私は「草津(くさつ)・・・こたつ」の絵が気に入りました(笑)。首にちゃんとりぼん?を巻いた白猫がこたつの上で突っ伏して寝ています。かわいい(笑)。その絵を見て、ああ、江戸時代の猫も現代の猫も同じだな〜・・・今もこたつ板が載っていなければ猫はきっとここでこうして眠るに違いない、と思いました。
さて、明日あさってはセンター試験。友だちの娘さんも受験です。今年は雪が降って荒れ模様なのが大変ですが、お天気に振り回されないように、余裕を持って落ち着いて、明るい気持ちでがんばってほしいなと願っています。