私の好きな古物屋さんに行ってきました。期待を裏切らないステキな品揃え、というわけで、腕を組むニコニコな２人組を見つけて買ってきました。昔はこういう人形はどこのうちにもいたものです(たぶん)。実家にもいました。ストッキング地の肌、フェルトの目と口、髪の毛は毛糸、体のなかには針金が入っていてポーズを作れます。この２人組もその特徴を兼ね備えていて、どうやら針金も入っています。でも、なにぶん古いものなので無理はさせずに、買ってきたままのポーズにしています。クルリと腕を組んでいてかわいいです。２人ともスカートをはいていますが、裾にハンカチを挟んでいて行儀良く感じられて好ましいです。
それで、この間セルロイドちゃんにパンツ作って履かせたこと書きましたが、こういうチャチャッとした感じで作られているこのお人形たちでもちゃんとパンツを履いているんですよー。人形の尊厳なのだと思います。いいものですね。ところで、ずいぶんごちゃごちゃしたところに置いてあるもんだ、というか、ずいぶんごちゃごちゃした部屋だなとお思いでしょうが(笑)大丈夫です。このカオスなごちゃごちゃな背景が妙に似合うこの2人。縁を感じますわ(笑)。そして、そのお店で、この前のこのセルロイドちゃんをこのように直してこんな洋服着せましてね、と写真を見せてきました。おおー、よみがえりましたねー、とお店の奥さんは喜んでくれました。
